やあ、 こんにちは!このサイトを見に来たってことは、 君は言語聴覚士に興味があるんだね?言語聴覚士について、 分かりやすく説明していくよ!

学校に通って取得できるならいいなぁ…ちなみにどんな場所で働いてるの?

資格は大学または専門学校で取得できるわよ!

  • 言語聴覚士ってなに?

    言語聴覚士とは、
    話すこと、聞くこと、食べることなど、
    ひとりで行うことに困難さがある人を
    手助けするお仕事だよ。

    生まれつき不自由な人、病気や事故、お年寄りになってできなくなってしまった人など、困っている人をお手伝いし、自分らしく生活できるようにサポートするのが言語聴覚士の役割なんだ。病院だけでなく、福祉施設や教育の場でも活躍できる、すごいお仕事なんだよ!

  • ※2022年4月1日 日本言語聴覚士協会会員データより
    ※詳細については日本言語聴覚士協会サイトを参照ください

  • どこで働くの?

    言語聴覚士の活躍の場はとても広いんだ!

    病院だとお医者さんや看護師さんなどと一緒にリハビリ職として働いているよ。福祉施設では、介護福祉士さんなどと一緒に、教育施設ではカウンセラーさんと協力して、お仕事をしているよ。
    言語聴覚士といっても、専門分野が広いのが特長だよ。
    病院では、病気や障害のある人が元気になるためのお手伝いを中心に行うんだ。だから、患者さんには大人も子どももいるんだ。教育現場では、子どもが対象になることが多いし、福祉施設ではお年寄りの支援をすることが多いよ。自分の興味のある職場に就職できるのも、言語聴覚士の魅力だよ!

  • しかも、言語聴覚士はこれから
    どんどん必要とされる、需要が高い職業なんだ!

    高齢化が進む現代社会で、言語聴覚士のようなリハビリ職はたくさん必要とされているんだけど、言語聴覚士はその他のリハビリ職と比べて少ないんだ。
    だから、言語聴覚士の資格をもっていると引く手あまた!
    いろんな施設が言語聴覚士を欲しがっているから、就職先に困ることはなさそうなんだ!

  • なにをするの?

    言語聴覚士の仕事内容について簡単に説明するよ。

    大きく分けると
    話すこと 聞くこと 食べること
    の3つにわかれるんだ。

    まずは「話すこと」。「話すこと」が困難な人は、うまく声が出なかったり、正しく発音ができなかったりするんだ。このような症状のことを専門用語で音声障害(おんせいしょうがい)や構音障害(こうおんしょうがい)というよ。また、失語症(しつごしょう)といって、頭の中で考えていることばがなかなか出てこなかったりすることもあるんだ。

  • 次に「聞くこと」。「聞くこと」が困難な人は、周辺の音が聞こえなかったり、聞こえていても正しく理解できなかったりするんだ。このような症状のことを専門用語で聴覚障害(ちょうかくしょうがい)や失語症(しつごしょう)というよ。

    言語聴覚士はこうした聴覚障害(ちょうかくしょうがい)のある人や失語(しつごしょう)の人とコミュニケーションをとり、言語の訓練を手伝ったり、補聴器などの調整をおこなったりするよ。

    最後に「飲み込むこと」。これは専門用語で摂食嚥下障害(せっしょくえんげしょうがい)というよ。食べ物をうまく飲み込むことができない人に対して、水やゼリーなどを使って飲み込めるように訓練をするんだ。

    どの仕事も、患者さんが自分らしく生きていけるためのリハビリのお手伝いをしているんだ。

  • どうやったらなれるの?

    さては君、言語聴覚士に興味がでてきたね?
    よくぞきいてくれました!言語聴覚士になるには、しっかり専門的な勉強をしたあとに、国家試験に合格する必要があるよ。
    国家試験というと難しそう……と思うかもしれないけれど、養成校でしっかり勉強すれば多くの場合合格できるものだから、安心してね!

    では、まず学校についてみていこう。
    国家試験を受けるためには、専門的なことを勉強する必要があるよ。
    君が高校生だとすると、言語聴覚士の養成校として指定された大学や専門学校に入学して、卒業すると国家試験を受けられるようになるよ。
    言語聴覚士とは関係ない内容にも興味があったら、まずはふつうの大学で勉強し、その後言語聴覚士になるための学校に入学して勉強するってこともできるんだ。一度きりの人生、いろんなことを勉強してみるのもおすすめだよ。

    大学などで専門的な勉強をした後、国家試験に合格することで、君は言語聴覚士になれるんだ!
    言語聴覚士になるための学校は、下の「養成校を検索する」ボタンから探してみよう!

先輩の話をきいてみたい!

めざせSTには、たくさんの先輩言語聴覚士のインタビューが掲載されているよ!
専門的で難しい内容も多いんだけど、みんながなぜ言語聴覚士になったのか、言語聴覚士としてどんなことをやっているのかが分かって面白いんだ!今回は簡単に、2人の先輩を紹介するね。

  • 小原路乃先輩

    私は現在、児童発達支援事業所と放課後等デイサービスで、3歳ぐらいから高校生を対象に、言語発達を促すような教材やコミュニケーションをとるためのおもちゃを手作りしています。お子さんが、私の作った教材やおもちゃを通してたくさんコミュニケーションをとってくれるときにやりがいを感じます。

  • 中嶋崇博先輩

    私は山梨県立中央病院に言語聴覚士として勤務しています。言語聴覚士して小児~成人の外傷に伴う救急患者、脳血管障害、哺乳障害、がんなどの患者さんを対象としています。
    リハビリ職の特権は、患者さんや家族が笑顔になる瞬間を一緒に共有できることだと思っています。

さあ、言語聴覚士をめざしてみよう!

言語聴覚士について、わかったかな?
もっと言語聴覚士について詳しく知りたいって君は、めざせSTのサイトを見てみよう!
もっとたくさんの先輩のインタビューを読むことができるよ!
いつか君が言語聴覚士として活躍することを楽しみにしているね!

さあ、言語聴覚士をめざしてみよう!!!